2020.11.19
第4戦〜篠原がSaturday Seriesでポール・トゥ・ウィン
TCR Japan Series 2020 Round 4 AUTOPOLIS レポート

Audi Team Hitotsuyamaは、2020年11月14日、15日、大分県のオートポリスで開催された「TCR Japan Series 2020 Round 4 AUTOPOLIS」に出場しました。

Audi Team HitotsuyamaからAudi RS 3 LMSで年間エントリーしている#21 篠原拓朗は、Saturday Seriesでポール・トゥ・ウィンを達成。一方、Sunday Seriesではマシントラブルで優勝を逃しましたが、ファステストラップをマークし、その速さを見せました。

Saturday Series /Sunday Series Qualify
前回の第3戦岡山では、Saturday Series、Sunday Seriesの両レースで優勝した#21 篠原は、良い流れのまま、この第4戦オートポリスに臨みました。11月13日の専有走行では、3セッションともにトップタイムをマークし、予選でどんなパフォーマンスを見せてくれるか、期待が高まります。

11月14日、朝から雲ひとつない快晴に恵まれたオートポリスでは、午前9時5分からSaturday Series、午前9時35分からSunday Seriesの予選が、それぞれ15分間行われました。

良いセッティングが見つかったという#21 篠原は、さっそくSaturday Seriesの予選でその速さを見せつけます。タイヤのウォームアップを終えた#21 篠原は、ライバルが1分55秒台から56秒台で走るなか、一発のタイムアタックで、ひとり1分54秒744を叩き出します。その後、このタイムを更新するドライバーは現れず、2位の#19 HIROBON選手に1秒104の差をつけ、堂々のポールポジションを獲得しました。

10分のインターバルを挟んで行われたSunday Seriesの予選では、#21 篠原はセッション中盤にタイムアタックを行い、セクター1からセクター3のすべてて全体ベストとなる1分54秒768をマーク。ほぼ完璧な走りで、2番手の#25 松本武士選手を0秒976引き離し、Sunday Seriesでもポールポジションを獲得しています。

Saturday Series Starting Grid
P1 #21 Audi RS 3 LMS 篠原拓朗
P2 #19 Cupra TCR HIROBON
P3 #62 Honda CIVIC TCR 塩谷烈州

Sunday Series Starting Grid
P1 #21 Audi RS 3 LMS 篠原拓朗
P2 #25 Volkswagen Golf GTI TCR 松本武士
P3 #19 Cupra TCR HIROBON




Saturday Series Final
11月14日の午後2時5分からは、20分プラス1周という形式で、Saturday Seriesの決勝レースが行われました。前戦の岡山では見事なスタンディングスタートを決めた#21 篠原は、ここオートポリスでも素晴らしいスタートを見せてくれます。レース後、チームがデータを確認したところ、スタート時の加速はこれまでで一番速く、過去最高のスタートを切ったのでした。

#21 篠原はトップを守ったまま1コーナーに飛び込んでいき、オープニングラップから2位の#19 HIROBON選手を少しずつ広げていきます。その後も後続を寄せつけない速いペースで周回を重ねてレースをリードし、最終的には2位に11秒022の差を築いて、見事なポール・トゥ・ウィンを達成。さらにファステストラップを記録し、まさに完璧なレース運びで、Saturday Seriesを開幕4連勝としました。

Saturday Series Final
P1 #21 Audi RS 3 LMS 篠原拓朗
P2 #19 Cupra TCR HIROBON
P3 #25 Volkswagen Golf GTI TCR 松本武士



Sunday Series Final
翌11月15日も穏やかな秋空が広がるオートポリスで、午前9時35分からSunday Seriesの決勝レースが行われました。ポールポジションの#21 篠原は、スタートで一瞬出遅れ、2番手スタートの#25 松本選手に並ばれかけましたが、それでもなんとか抑えきって1コーナーをトップで抜け出して行きます。

1周目を終えた時点で、2位に順位を上げた#19 HIROBON選手との差を1秒796とした#21 篠原は、その後も周回を重ねるごとに差を広げていき、7周目を終えたときには約7秒のマージンを築いていました。

ところが、ゴールまで残り数分というところで、Audi RS 3 LMSのエンジンが吹けなくなるというトラブルが発生。チームはその解消に向けて対応を試みましたが、症状は徐々に悪化。やむなくチームは#21 篠原をピットに呼び戻す判断を下します。#21 篠原は、残念ながらピットでレースを終えることになりましたが、規定周回数をクリアしたことで完走が認められ、貴重なチャンピオンシップポイントを獲得。また、優勝こそ逃しましたが、ファステストラップをマークして、その速さを見せることができました。

P1 #19 Cupra TCR HIROBON
P2 #25 Volkswagen Golf GTI TCR 松本武士
P3 #62 Honda CIVIC TCR 塩谷烈州

P8 #21 Audi RS 3 LMS 篠原拓朗



チーム代表 一ツ山亮次のコメント
金曜日の専有走行から、土曜日の予選、そして、1回目の決勝まで、とても良い流れで来ていたので、日曜日の2回目の決勝もしっかり勝って、良い週末にしたいと思っていました。しかし、残念ながらゴールまで残り数分というところでマシンにトラブルが出て、優勝を逃すことに。原因はエンジンの制御系にあるようで、一時的にエンジンが吹けなくなったのです。

シーズンも後半を迎え、ここオートポリスでポイントを稼ぎ、Saturday Seriesに加えてSunday Seriesでも、25号車の松本選手との差を広げたかったのですが、逆に松本選手に離されてしまい、また、エントラントのポイントランキングでも2番手に少し差を縮められてしまい、つらい週末になってしまいました。

次の鈴鹿はSaturday Seriesが1戦、Sunday Seriesが2戦行われます。今回の予選が良かったことで、性能調整のウェイトが設定されそうですし、篠原がこのマシンで昨年の鈴鹿を走っていないなど、やや不利な状況ではありますが、篠原は目に見えて技術的、精神的に成長し、実際に他を寄せ付けない速さもあるので、いまは彼を支えるチーム体制づくりを徹底し、残りすべてのレースで勝てるよう頑張ります。
12月4日〜6日の第5戦鈴鹿も、引き続き皆様の応援、よろしくお願いいたします。



Audi Team Hitotsuyama
https://hitotsuyamaracing.net/news/4012/



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