2019年3月26日、27日の2日間、静岡県の富士スピードウェイにおいて、TCR Japan Series公式テストが開催されました。

今シーズンからスタートするTCR Japan Seriesとして初の公式イベントとなる公式テストには、エントリーを予定している10台（Audi RS 3 LMS：6台、Volkswagen Golf GTI TCR：2台、Honda CIVIC TCR：2台）が参加。2日で計3回、3時間の走行を行いました。

初日の26日は曇り空のもと、12時ちょうどと16時20分からそれぞれ1時間の走行を実施。また、好天に恵まれた27日には12時から1時間の走行を行いました。

テストでは、エントリーを予定しているチームとドライバーは、届いてまもないマシンを確認したり、セッティングを試したり、ドライバーが走り込みをするなど、有意義な時間を送りました。

2日間通じてのベストタイムは、Hitotsuyama RacingのAudi RS 3 LMSをドライブした宮田莉朋選手が叩き出した1分48秒057。他のドライバーも1分49秒〜50秒台のタイムをマーク。マシンのセッティングが進めば、さらなるタイムアップが期待できそうです。

また、2回目の走行セッションでは、エントラントの協力のもと、自動車雑誌等の専門家がTCRマシンを試乗し、その実力の高さを実感しました。

走行の合間には、エントラントへの説明会、コース上での集合写真撮影、ドライバーのプロフィール写真撮影などが行われ、シーズン開幕に向けた準備が着々と進んでいます。

TCR Japan Series第1戦は、5月18日と19日の2日間に、大分県のオートポリスにて、スーパーフォーミュラ第2戦との併催で行われます。

記念すべき開幕戦を、どうぞご期待ください。