2019.05.19
TCR JAPAN series 第1戦 Sunday Series決勝レポート

TCRジャパンシリーズ2019第1戦Sunday Seriesの決勝レースが、2019年5月19日、大分県のオートポリスインターナショナルレーシングコースで開催されました。
この日の午前8時10分から行われた予選では、オーバーオールは#21 アウディ RS 3 LMSの篠原拓朗選手、ジェントルマンクラスは#62 ホンダ シビック タイプR TCRの塩谷烈州選手がそれぞれポールポジションを獲得しました。

前日からの雨がようやく上がったものの、路面はウェットのままというコンディション。午後12時25分にはフォーメーションラップが行われ、15台がスターティンググリッドについたのち、通常のスタンディングスタートによりレースが始まりました。好スタートを決めたのは予選3番手の#5 ホンダ シビック タイプR TCRの金丸ユウ選手。2番手からの#18 ホンダ シビック タイプR TCRのMatthew Howson選手に加え、ポールポジションの#21 アウディ RS 3 LMSの篠原拓朗選手をもかわして、トップに躍り出ました。しかし、1コーナーで#21 篠原選手がすぐにトップを奪還。これに、#5 金丸選手、#18 Howson選手の3台がトップ集団を形成し、激しいトップ争いが始まります。その背後に、7番グリッドからスタートした#72 ホンダ シビック タイプR TCRのYUKE TANIGUCHIが迫ります。
トップを取り戻した#21 篠原選手でしたが、2周目にまさかのスローダウン。ギヤが2速から動かなくなり、そのままピットに戻り、レースを終えることになりました。これでトップに躍り出た#5 金丸選手は、2番手の#18 Howson選手との差を徐々に広げ、最終的には2秒853差で、トップでチェッカードフラッグを受けました。

その背後では、#18 Howson選手を先頭に、#25 フォルクスワーゲン ゴルフ GTI TCRの松本武士選手、#52 フォルクスワーゲンの密山祥吾選手、#62 ホンダ シビック タイプR TCRの塩谷烈州選手が激しい2位争いを繰り広げます。ここで競り勝った#18 Howson選手が2位、#25 松本選手が3位で表彰台を獲得しました。

ジェントルマンクラスは、総合4番手の#62 塩谷選手が#19 フォルクスワーゲン ゴルフ GTI TCRのHIROBON選手を抑えきって、クラス優勝を遂げています。

2日間でオーバーオール、ジェントルマンクラスともに別々のドライバーが優勝を手にしたTCRジャパンシリーズ2019第1戦のオートポリス。次のスポーツランドSUGOではまた新しいヒーローが生まれるのか? 第2戦はSaturday Seriesが6月22日(土)、Sunday Seriesが6月23日(日)に開催されます。
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