2019.10.04
Hitotsuyama Racing TCR Japan 2019 Round 4 レポート
第4戦、2戦連続のポール・トゥ・ウィン! 篠原拓朗とともに完璧な勝利を決める



Hitotsuyama Racingは、2019年9月28日、29日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された「TCR Japan Series 2019 Round 4 Okayama」に出場しました。

今シーズン、まだ優勝のないHitotsuyama Racingでしたが、篠原拓朗とチームが一丸となって臨んだここ岡山で、Saturday Series、Sunday Seriesともにポール・トゥ・ウィンを果たし、完璧な勝利を手に入れる結果になりました。

■2019/9/28 Saturday Series
Hitotsuyama Racingは、金曜日の専有走行から、幸先の良いスタートを切ることができました。篠原拓朗がドライブする#21 Audi RS 3 LMSが、3回の走行すべてでトップタイムをマーク。2位以下にコンマ3秒からコンマ9秒の差をつけ、マシン、ドライバーともに、仕上がりの良さをアピールしました。

その勢いは9月28日(土)の予選でも止められません。ときおり降る雨がコースを濡らす微妙なコンディションのもと、午前10時35分から20分間行われた予選は、序盤にセッションが赤旗中断するアクシデントがありましたが、篠原は1回目のタイムアタックで1分37秒405を叩き出し、さらに2回目には自己ベストを更新する1分36秒530をマーク。2番手の#33 前嶋秀司選手(アルファロメオ)にコンマ666の差をつけて、篠原はSaturday Seriesで3連続のポールポジションを獲得しました。

Saturday Series Qualifying
P1 #21 Hitotsuyama Racing / Audi RS 3 LMS 篠原拓朗
P2 #33 G0&FUN Squadra Corse / ALFA ROMEO GIULIETTA TCR 前嶋秀司
P3 #52 埼玉トヨペットGreen Brave / VW Golf GTI TCR 密山祥吾

午前中に雨に見舞われた岡山国際サーキットでしたが、その後は天候が回復し、絶好のドライコンディションのもと、午後4時3分に決勝レースが始まりました。これまで何度もポールポジションを獲りながら、スタンディングスタートに苦労していた篠原でしたが、今回は会心のスタートでホールショットを決めます。

一方、後方では2番グリッドの#33 前嶋秀司選手(アルファロメオ)がスタートで出遅れ、また、スタートで3位に浮上した#18 マシュー・ホーソン選手(ホンダ)に#52 密山祥吾選手(フォルクスワーゲン)が接触して#18 ホーソン選手がコースアウトするなど、荒れた展開になりました。この混乱のあと、#5 金丸ユウ選手(ホンダ)と#33 前嶋選手が2番手争いを演じ、2周目には#33 前嶋選手が2位のポジションを戻しますが、ジャンプスタートが発覚してドライブスルーペナルティの判定が下ります。

こうした混乱の隙に、トップを走る篠原はコースレコードを叩き出す速さで後続との差を広げ、一時は9秒ものマージンを築きました。そして、中盤以降は後続との差を保ちながら、タイヤを温存する落ち着いた走りで首位をキープ。結果的には15周のレース中、一度も首位の座をあけわたすことなく、トップでチェッカードフラッグを受け、念願の初勝利をポール・トゥ・ウィンで決めました。

Saturday Series Final
P1 #21 Hitotsuyama Racing / Audi RS 3 LMS 篠原拓朗
P2 #25 Volkswagen 和歌山中央RT with TEAM 和歌山 / VW Golf GTI TCR 松本武士
P3 #19 BRP☆HITMAN☆ANDARE Golf GTI / VW Golf GTI TCR HIROBON




■2019/9/29 Sunday Series
Sunday Seriesが行われる9月29日、岡山国際サーキットは雨の予報とは裏腹に、青空が広がるレース日和になりました。さっそく午前8時30分から20分間の予選が行われます。奇しくも、序盤には前日の予選と同じように赤旗でセッションが中断となりますが、予選再開後、篠原は1回目のタイムアタックでマークした1分37秒047により暫定トップに。トップをあけわたした#33 前嶋秀司選手(アルファロメオ)は、自己ベストを更新する1分37秒396を叩き出しますが、篠原にはコンマ349秒及びません。

一方、篠原は再度タイムアタックに挑み、3つのセクターすべてで全体ベストをマーク、前日に自らが記録したコースレコードを更新する1分36秒477をたたき出します。結果、2番手にコンマ919、3番手には1.625という大差をつけて2戦連続のポールポジションを決めました。

Sunday Series Qualifying
P1 #21 Hitotsuyama Racing / Audi RS 3 LMS 篠原拓朗
P2 #33 GO&FUN Squadra Corse / ALFA ROMEO GIULIETTA TCR 前嶋秀司
P3 #52 埼玉トヨペットGreen Brave / VW Golf GTI TCR 密山祥吾

夏を思わせる暑さに見舞われた岡山国際サーキットでは、午後1時35分から決勝レースが行われました。ポールポジションの篠原は、スタートでやや出遅れ、4番手まで順位を落としてしまいます。しかし、この週末、速さと勢いがある篠原は、3番手を走る#5 金丸ユウ選手(ホンダ)を1周目に、2番手の#52 密山祥吾選手(フォルクスワーゲン)を2周目に捉えることに成功します。

3周目には、トップを走る#33 前嶋秀司選手(アルファロメオ)に迫り、テール・トゥ・ノーズの展開に。そして、セクター3でついに#33 前嶋選手をオーバーテイクし、首位を奪還しました。その後は、落ち着いた走りでレースをリードし、最終的には2位の#33 前嶋選手に4秒860の差をつけ、昨日に続いてポール・トゥ・ウィンを果たしました。

Sunday Series Final

P1 #21 Hitotsuyama Racing / Audi RS 3 LMS 篠原拓朗
P2 #33 G0&FUN Squadra Corse / ALFA ROMEO GIULIETTA TCR 前嶋秀司
P3 #52 埼玉トヨペットGreen Brave / VW Golf GTI TCR 密山祥吾




■チーム代表 一ツ山亮次のコメント
これまで、予選では何度もポールポジションを獲得しながら、優勝に手の届かないレースが続きましたが、ようやく勝つことができました。しかも今回は、3回の専有走行はすべてトップタイムをマークし、2回の予選はどちらもポールポジションを獲得。そして、2レースともポール・トゥ・ウィンを決めたうえに、ファステストラップを記録と、この週末はまさに完璧なレースができました。

これは篠原の頑張りに加えて、本人が乗りやすく、タイヤにやさしいセッティングをうまく見つけられたことや、チームがマシンをベストの状態にしてくれたことなど、いろいろなことがうまく積み重なった結果でした。

次の鈴鹿はWTCRに参戦することが決まり、今年のTCR Japan Seriesの活動はこれでいったん終わりになります。とても楽しいレースだけに、チームとしては今後もシリーズを盛り上げていけるような体制をつくって、積極的に参加していきたいと思います。

今回の岡山で、私たちのマシンがTCR Japan Seriesでトップを走れることが証明できたわけですが、これがWTCRの舞台でどこまで通用するかは未知数です。ひょっとしたら下位グループに埋もれてしまうかもしれませんが、世界のレベルを垣間見る絶好のチャンスとなるだけに、いまから鈴鹿のレースが楽しみです。鈴鹿のWTCRも、皆さんの応援、よろしくお願いします。





Hitotsuyama Racing https://hitotsuyamaracing.net/news/2748/


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