2019.10.25
TCR JAPAN series 第5戦 Saturday Series予選レポート

TCRジャパンシリーズ2019第5戦Saturday Seriesの予選が、2019年10月25日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。

TCR車両、すなわち、2リッター以下の直噴ターボエンジンを積むFF車で争われるTCRジャパンシリーズは、ここ鈴鹿サーキットで最終戦を迎えました。今回は、SUPER FORMULA第7戦に加えて、WTCR(FIA WORLD TURING CAR CUP) JVCKENWOODレース・オブ・ジャパンと併催となり、WTCRの29台に加えて、TCRジャパンシリーズに参戦する16台が鈴鹿に集結。TCRジャパンシリーズのエントリーリストには、アルファロメオ ジュリエッタ TCRが2台、ホンダ シビック タイプR TCRが5台、アウディ RS 3 LMSが4台、フォルクスワーゲン ゴルフGTI TCRが5台という顔ぶれ。アウディが1台減るかわり、フォルクスワーゲンが1台増えています。

通常は、予選、決勝ともに土曜日に開催されますが、今回は併催レースとの兼ね合いで、予選が金曜日の25日、決勝が土曜日の26日に行われます。

鈴鹿サーキットは朝から雨が降り続き、25日の午後2時35分、35分遅れでセッションがスタートしました。各マシーンは、セッション開始とともにすぐさまコースへと向かい、鈴鹿のフルコースを1周したのち、タイムアタックをスタート。さっそく、ホンダ シビック タイプR TCRの#5 金丸ユウ選手が2分30秒494をマークして目標タイムを設定。これに、VWゴルフGTI TCRの#25 松本武士選手、同じゴルフを駆るジェントルマンクラスの#19 HIROBON選手、シビックの#18 マシュー・ホーソン選手が続きます。

セッションが折り返しを過ぎたあたりから雨が小降りになると、ジェントルマンクラスで戦うアルファロメオ ジュリエッタ TCRの#33 前嶋秀司選手が2分31秒371を叩き出し、クラストップ、総合3位に浮上しました。一方、オーバーオールでは、#5 金丸選手がセクター1からセクター3まで全体ベスト。さらにセクター4でもトップタイムをマークして、2分28秒418で自己ベストを更新し、2位以下との差を広げました。

#18 ホーソン選手が自己ベストを更新する走りでこれを追いますが、#5 金丸選手にはコンマ724差及ばず2番手に留まり、金丸選手のポールポジションが確定しました。3番手には#25 松本選手がつけています。

ジェントルマンクラスは、総合4番手のタイムをマークした#33 前嶋選手が、Saturday Seriesでは4回目のポールポジションを獲得。2番手にシビックの#22 ポール・イップ選手、3番手がシビックの#72 YUKU TANIGUCHI選手でした。

Saturday Seriesの決勝レースは、翌26日(土)、午前11時30分にスタートの予定です。
Series Supporter
Promotion Partner
(C) TCR Japan Series