2020.03.24
2020年TCRジャパンシリーズ 公式テストレポート

2019年3月24日、静岡県の富士スピードウェイにおいて、TCRジャパンシリーズの公式テストが開催されました。

2シーズン目を迎えるTCRジャパンシリーズとして初の公式イベントとなる公式テストには、エントリーを予定しているアウディ RS 3 LMS(3台)、フォルクスワーゲン ゴルフ GTI TCR(3台)、ホンダ シビックTCR(2台)、アルファロメオ ジュリエッタTCR(2台)に加えて、今シーズンから新たに投入されるアルファロメオ ジュリエッタ ヴェローチェTCR(1台)、クプラ TCR(1台)の計12台が、好天の富士スピードウェイに集結。60分のセッションを2回、計2時間の走行を行いました。

新型コロナウイルス感染防止のため、パドックへの立ち入りは関係者のみに制限。また、走行の合間に行われるエントラントへの説明会が換気の良いピットビル屋上で開かれるなど、さまざまな感染防止対策が取られたうえでのテストになりました。

11時から行われた1回目のセッションでは、一#21 アウディ RS 3 LMSの篠原拓朗選手が、アドバイザーを除くドライバーとして唯一1分48秒台を叩き出します。これは、自身が持つコースレコードを破り、また、昨年の同時期に行われた公式テストで、アウディ RS 3 LMSをドライブした宮田莉朋選手の1分48秒057をも上回りました。

15時20分からの2回目でも、#21 篠原選手が1分48秒265でトップ。このほかに1分48秒台をマークしたのは、#62 ホンダ シビック タイプR TCRの塩谷烈州選手ただひとりで、1分48秒902は2回のセッションを通じて、ブロンズクラスではトップタイムでした。

さて、すでにお知らせしたとおり、2020年TCRジャパンシリーズ第1戦 富士大会は延期となり、今後タイトなスケジュールで開催されることになる2020シーズン。そのぶんエキサイティングな展開が予想されるだけに、各ドライバーの活躍に、どうぞご注目ください。




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