2020.08.30
2020 TCR JAPAN series 第2戦 Sunday Series決勝レポート

TCRジャパンシリーズ2020第2戦Sunday Seriesの決勝レースが、2020年8月30日、栃木県のツインリンクもてぎで開催されました。

前日29日に行われた予選では、オーバーオールはフォルクスワーゲン ゴルフGTIの#25 松本武士選手が、ブロンズクラスではホンダ シビックTCRの#34 下野璃央選手がそれぞれトップタイムをマークし、ポールポジションを獲得しています。

前日に比べると雲は多いものの、それでも気温32℃と厳しい暑さが続くツインリンクもてぎでは、午前11時55分、1周のフォーメーションラップの後、20分プラス1周の決勝レースが始まりました。スタートの直後から、フロントロウの2台による激しいトップ争いが勃発。ポールポジションの#25 松本選手がホールショットを決めると、2番手スタートのアウディ RS 3 LMSの#21 篠原拓朗選手がその背後にぴたりとつき、コーナーのごとにマシンをアウトに振っては#25 松本選手を牽制します。

その後方では、3番グリッドからスタートの#34 下野選手が先頭の2台に食らいついていこうとします。これに、6番手スタートから2つポジションを上げたホンダ シビックTCRの#62 塩谷烈州選手、VWゴルフGTIの#19 HIROBON選手が続き、ブロンズクラスも首位争いが激しさを増していきました。

オーバーオールのトップ争いは、2位の#21 篠原選手がブレーキの冷却を考慮しながら、トップを走る#25 松本選手と付かず離れずの距離をキープ。ときおりコーナーで仕掛ける素振りを見せますが、オーバーテイクにはいたりません。この2台の戦いはこのまま終盤まで続き、8周目にはサイドバイサイドのバトルに発展。そして最終ラップには#21 篠原選手が#25 松本選手のインを刺し、軽く接触する場面もありましたが、#25 松本選手は見事なブロックでトップを守りきり、2シーズン目にして初の優勝を手に入れました。

ブロンズクラスでは、#34 下野選手がトップ争いから抜け出し、総合3番手、クラス2連勝を達成しました。#62 塩谷選手と#19 HIROBON選手のクラス2位争いは、#62 塩谷選手が逃げ切り2位でフィニッシュ。#19 HIROBON選手は3位でレースを終え、ブロンズクラス上位3名は前日のSaturday Series決勝レースと同じ顔ぶれになりました。

次の第3戦は、9月26日、27日、岡山国際サーキットで開催されます。

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