2020.09.26
2020 TCR JAPAN series 第3戦 Saturday Series予選レポート

TCRジャパンシリーズ2020第3戦Saturday Seriesの予選が、2020年9月26日、岡山県の岡山国際サーキットで開催されました。

3ラウンド目となるOKAYAMAには、アウディ RS 3 LMS:2台、フォルクスワーゲン ゴルフ GTI TCR:1台、ホンダ シビックTCR:2台、アルファロメオ ジュリエッタTCR:2台、アルファロメオ ジュリエッタ ヴェローチェTCR:1台、クプラ TCR:1台の計9台がエントリーしました。うち7台がブロンズクラスでの参加となります。

TCRジャパンシリーズでは、よりエキサイティングな戦いが行われるよう、マシンとドライバーの組み合わせに対して、性能調整を細かく行うためのCompensation Weight(以下CW)を定めています。CWは前ラウンドの予選タイムを基準に算出され、このOKAYAMAでは、アウディ RS 3 LMSの#21 篠原拓朗選手とVWゴルフGTIの#25 松本武士選手に60kg、ホンダ シビックTCRの#34 下野璃央選手に10kgがそれぞれ設定されます。他のドライバーにはCWの適用はありません。

朝から雲間に青空が覗く岡山国際サーキットでは、午前8時から15分間の公式予選が行われました。まずはアルファロメオ ジュリエッタ ヴェローチェTCRの#73 大蔵峰樹選手が1分39秒777マークし、暫定のトップに。これが基準となり、トップ争いが本格化していきます。さっそく、クプラ TCRでブロンズクラスを戦う#19 HIROBON選手が、このタイムを上回る1分38秒111でトップに踊り出、さらに次の周には1分37秒980と、自己ベストを更新しました。

すると、同じブロンズクラスのホンダ シビックTCRの#62 塩谷烈州選手が1分37秒614で全体のトップを奪います。こうなると、オーバーオールの#21 篠原選手と#25 松本選手の動きに注目が集まります。先に動いたのは#21 篠原選手で、#62 塩谷選手をコンマ845秒上まわる1分36秒769で一気にトップに。しかし、それも束の間、ここ岡山がホームコースの#25 松本選手が、トップタイムをさらにコンマ176秒縮める1分36秒593を叩き出し、ポールポジションを獲得しました。

一方、ブロンズクラスは、セッション終盤にタイムアタックした#34 下野選手が1分37秒320をマークし、総合3位に浮上し、ブロンズクラスのポールポジションを獲得。クラス2位は#62 塩谷選手、3位は#19 HIROBON選手となりました。

Saturday Seriesの決勝レースは、同日午後1時5分にスタートの予定です。

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