2020.11.14
2020 TCR JAPAN series 第4戦 Saturday Series予選レポート

TCRジャパンシリーズ2020年4戦Saturday Seriesの予選が、2020年11月14日、大分県のオートポリスで開催されました。

4ラウンド目となるAUTOPOLISには、アウディ RS 3 LMS:2台、フォルクスワーゲン ゴルフ GTI TCR:1台、ホンダ シビックTCR:4台、アルファロメオ ジュリエッタTCR:2台、アルファロメオ ジュリエッタ ヴェローチェTCR:1台、クプラ TCR:1台の計11台がエントリーしました。うち9台がブロンズクラスでの参加となります。

TCRジャパンシリーズでは、よりエキサイティングな戦いが行われるよう、マシンとドライバーの組み合わせに対して、性能調整を細かく行うためのCompensation Weight(以下CW)を定めています。CWは前ラウンドの予選タイムを基準に算出され、このAUTOPOLISでは、VWゴルフGTIの#25 松本武士選手に60kg、アウディ RS 3 LMSの#21 篠原拓朗選手に50kgがそれぞれ設定されます。また、今回から参加するホンダ シビックTCRの#45 竹田直人選手と同#71 大山正芳選手には、ともに30kgが設定されます。

朝から雲ひとつない快晴に恵まれたオートポリスでは、午前9時5分から15分間の公式予選が行われました。各車は入念にタイヤをウォームアップし、セッション中盤にタイムアタックを開始。まずは、アルファロメオ ジュリエッタ ヴェローチェTCRの#73 大蔵峰樹選手が1分658秒845をマークしますが、その直後、クプラ TCRでブロンズクラスを戦う#19 HIROBON選手が、一気に1分55秒843までタイムを縮めてトップに踊り出ました。

そうなると、オーバーオールで戦う2台に注目が集まりますが、その期待に応えるよう、まずは#21 篠原選手が一発のタイムアタックで1分54秒744を叩き出しトップに。一方の#25 松本選手のベストタイムは1分56秒534で、この時点で#21 篠原選手、#19 HIROBON選手、#25 松本選手という順位になります。

しかし、セッション終了間際、ホンダ シビックTCRでブロンズクラスを戦う#62 塩谷烈州選手が自己ベストを更新する1分56秒490で、総合3位にポジションを上げ、#25 松本選手はオーバーオール4位となりました。

ブロンズクラスは、ポールポジションが#19 HIROBON選手で、これに2番手の#62 塩谷選手、3番手のホンダ シビックTCRの#34 下野璃央選手が続きました。

Saturday Seriesの決勝レースは、同日午後2時5分にスタートの予定です。
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