2020.11.14
2020 TCR JAPAN series 第4戦 Saturday Series決勝レポート

TCRジャパンシリーズ2020第4戦Saturday Seriesの決勝レースが、2020年11月14日、大分県のオートポリスで開催されました。

午前中に行われた予選では、オーバーオールはアウディ RS 3 LMSの#21 篠原拓朗選手がポールポジションを獲得。一方、ブロンズクラスでは、クプラ TCRの#19 HIROBON選手がトップタイムをマークし、全体の2位につけています。

抜けるような青空が広がるオートポリスでは、午後2時5分、スタンディングスタートにより20分プラス1周の決勝レースが始まりました。ポールポジションの#21 篠原選手は絶妙なスタートを決めて1コーナーへ。これに2番グリッドからスタートした#19 HIROBON選手が続きます。その後方では、5番グリッドからスタートのホンダ シビックTCRの#34 下野璃央選手が、3番グリッドのホンダ シビックTCRの#62 塩谷烈州選手と、4番グリッドのフォルクスワーゲン ゴルフGTIの#25 松本武士選手をオーバーテイクし、一気に3番手に浮上しました。しかしその直後、#25 松本選手が#34 下野選手を追い抜き、3位を奪い返します。

オープニングラップを終えて、オーバーオールは1位が#21 篠原選手、2位が#19 HIROBON選手、3位が#25 松本選手。一方、ブロンズクラスは、トップが#19 HIROBON選手、2位が#34 下野選手、3位が#62 塩谷選手の順です。ここから、トップの#21 篠原選手が2位を引き離し、2位の#19 HIROBON選手も後続との差を徐々に広げていきます。一方、#25 松本選手が先頭の3位争いは、ファイナルラップまで続くことになるのです。

戦いが動いたのは5周目。1コーナーで#34 下野選手が#25 松本選手のアウトから仕掛けますがオーバーテイクにはいたらず、少し姿勢を乱してしまいます。それを見逃さなかった#62 塩谷選手が#34 下野選手をとらえてポジションを4位に戻しました。ここからさらに三つ巴の3位争いが続きますが、#25 松本選手は隙のない走りで3位を守り通します。

その間、トップの#21 篠原選手は2位との差を11秒まで広げ、見事ポール・トゥ・ウィンを達成、Saturday Seriesで4連勝を決めました。#19 HIROBON選手は、自己最高のオーバーオール2位で、ブロンズクラス優勝を掴みました。3位は#25 松本選手。ブロンズクラスは、2位が#62 塩谷選手、3位が#34 下野選手でした。

翌15日には、Sunday Seriesの決勝が開催されます。スタートは午前9時35分です。

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