2021.4.3
2021 TCR JAPAN series 第1戦 Saturday Series決勝レポート

TCRジャパンシリーズ2021年第1戦Saturday Seriesの決勝レースが、2021年4月3日、静岡県の富士スピードウェイで開催されました。

午前中に行われた予選では、クプラ TCRの#19 HIROBON選手が1分47秒588をマークしてポールポジションを獲得。これに、アウディ RS 3 LMSの#21 藤井優紀選手、同#7 井上恵一選手が続きました。

薄い雲が上空に広がる富士スピードウェイでは、午後1時10分、1周のフォーメーションラップののち、スタンディングスタートにより決勝レースが始まりました。まずはポールポジションの#19 HIROBON選手が会心のスタートを決め、トップで1コーナーへ飛び込んでいきます。一方、2番手スタートの#21 藤井選手は少し出遅れ、その隙に#7 井上選手が2番手に浮上。3位にポジションを落とした#21 藤井選手はすぐさま#7 井上選手への反撃を開始しました。

そして、3周目の1コーナーで#21 藤井選手が#7 井上選手を捉え、2番手にポジションを戻します。この時点でトップの#19 HIROBON選手と#21 藤井選手の差は5秒081と開き、残りの周回でどこまでトップに迫るかが見どころになってきました。その背後では#7 井上選手と#65 加藤選手が3位争いを、さらにその後方では、フォルクスワーゲン ゴルフGTIの#10 佐藤 潤選手、ホンダ シビックの#97 中谷明彦選手、同#45 竹田選手が5位争いを演じることになります。そして4周目、#65 加藤選手が1コーナーで#7 井上選手のインを刺し、3位にポジションアップ。それからしばらくは、上位3台が危なげない走りで周回を重ねていきました。

レースが動いたのは9周目。3位を走行中の#65 加藤選手が1コーナー手前でブレーキングした際にマシントラブルが発生。1コーナー先の外側にマシンを止めてしまいました。これが原因でセーフティカーが導入され、11周終了までこの状況が続きました。そしてファイナルラップの12周目、レースが再スタート。2位を走る#21 藤井選手は1コーナーで#19 HIROBON選手の前に出たものの、オーバーランしてふたたび2番手に。その後は#19 HIROBON選手が#21 藤井選手を抑えきり、トップでチェッカードフラッグを受けました。

ところが、セーフティカー解除時のリスタートで、#19 HIROBON選手と#21 藤井選手に違反が発覚し、ともに30秒のペナルティが科されることに。これにより、順位が繰り上がり、#7 井上選手がデビューウィンを手に入れるドラマティックな幕切れとなりました。2位は#10 佐藤選手、3位は#97 中谷選手が獲得しました。

Sunday Seriesの決勝レースは、翌4日午後0時40分にスタートの予定です。
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