2022.04.10
2022 TCR JAPAN series 第1戦 Sunday Series 決勝レポート

TCRジャパンシリーズ2022年第1戦Sunday Seriesの決勝レースが、2022年4月10日、静岡県の富士スピードウェイで開催されました。

前日に行われた予選では、クプラ TCRの#19 HIROBON選手が1分47秒115をマークしてポールポジションを獲得。2位にアウディ RS 3 LMSの#65 加藤正将選手、3位にホンダ シビックTCRの#62 塩谷烈州選手が続きました。

雲ひとつない快晴に恵まれた富士スピードウェイでは、午前8時20分から23分プラス1周にわたる決勝レースが行われました。スタンディングスタートで始まったレースは、フロントロウの2台が好スタート。ストレートエンドではポールポジションの#19 HIROBON選手のアウト側に#65 加藤選手が並び、そのまま1コーナーへ進入します。さらに2コーナーでは#62 塩谷選手が加わり3ワイドの展開に。ここで#19 HIROBON選手と#62 塩谷選手が一歩抜けだしコカコーラコーナーへ。さらにその先の100Rで#19 HIROBON選手がトップに立ち、これに#62 塩谷選手と#65 加藤選手が続きます。

1周目が終わったところで、トップが#19 HIROBON選手、2位が#62 塩谷選手、3位が#65 加藤選手、4位がアルファロメオ ジュリエッタ ヴェローチェの#73 大蔵峰樹選手、5位がホンダ シビックTCRの#55 MOTOTINO選手の順。しかし、この順位はすぐに変わることになります。2周目のストレートエンドで#65 加藤選手が#62 塩谷選手をパスして2位に浮上します。さらに#65 加藤選手は、3周目の1コーナーで#19 HIROBON選手のインを突きトップに立ちました。ところが、やや姿勢を崩した#65 加藤選手はその先のコカコーラコーナーで#19 HIROBON選手にアウト側からオーバーテイクされ、さらに#62 塩谷選手にもパスされて3位にポジションを落としてしまいました。

ここからしばらくは、#62 塩谷選手、#65 加藤選手。#73 大蔵選手、そしてポジションを上げたホンダ シビックTCRの#98 猪爪杏奈選手が、トップを走る#19 HIROBON選手を追う展開に。さらに、#65 加藤選手と#73 大蔵選手が激しい3位争いを繰り広げます。それでも、トップの#19 HIROBON選手、3位の#65 加藤選手はポジションを守り、レースは終盤へ。最終的には#19 HIROBON選手が逃げ切り、今シーズン初優勝。2位に#62 塩谷選手、3位には#65 加藤選手が続きました。

エキサイティングなバトルが繰り広げられたTCRジャパンシリーズ。次の第2戦は、6月25日、26日、岡山国際サーキットで開催されます。

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