2023 Rd.1 Sunday Series 決勝レポート
TCRジャパンシリーズ2023年第1戦Sunday Seriesの決勝レースが、2023年5月14日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。
同日午前8時、雨の中で行われた予選では、クプラ TCRの#19 HIROBON選手が2分29秒302をマークしてポールポジションを獲得。2位にホンダ シビックTCRの#98 猪爪杏奈選手、3位にホンダ シビックTCRの#55 MOTOTINO選手が続きました。
雨模様の鈴鹿サーキットでは、午後2時35分、1周のフォーメーションラップののち、スタンディング方式で23分＋1LAPの決勝レースが始まりました。スタートではポールポジションの#19 HIROBON選手が出遅れる隙に、2番グリッドの#98 猪爪選手がトップに立ち、真っ先に1コーナーへ。これに#55 MOTOTINO選手、#19 HIROBON選手が続いていきます。
#55 MOTOTINO選手と#19 HIROBON選手が2位を争ううちに、トップの#98 猪爪選手が後続との差をじわじわ広げていきます。#19 HIROBON選手は2周目のデグナーコーナー手前で#55 MOTOTINO選手をパスし2位に浮上しますが、その段階で#98 猪爪選手との差は4秒以上に広がっていました。
ところが、グラベルにつかまったマシンを撤去するため、セーフティカーが導入され、#98 猪爪選手のアドバンテージはリセット。4周目にレースはリスタートし、#98 猪爪選手と#19 HIROBON選手の一騎打ちになると思われましたが、#98 猪爪選手のペースに#19 HIROBON選手はついていけず、周回を重ねるごとに2台の差は広がっていきます。最終的にはトップの#98 猪爪選手が2位の#19 HIROBON選手に4.714秒の差を築き、前日のSaturday Seriersに続き、勝利を手にしました。3位表彰台は#55 MOTOTINO選手が獲得しています。
Sunday Seriesの決勝レースの模様はYouTubeでご覧いただけます。
