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2023 Rd.2 Saturday Series 決勝レポート

TCRジャパンシリーズ2023年第2戦Saturday Seriesの決勝レースが、2023年6月10日、岡山県の岡山国際サーキットで開催されました。

同日午前9時10分から行われた予選では、ホンダ シビックTCRの#98 猪爪杏奈選手が1分35秒936をマークしてポールポジションを獲得。2位にホンダ シビックTCRの#55 MOTOTINO選手、3位にクプラ TCRの#19 HIROBON選手が続きました。

曇り空の岡山国際サーキットでは、午後1時ちょうどから23分+1LAPの決勝レースが始まりました。スタンディング方式でスタートしたレースは、2番グリッドの#55 MOTOTINO選手がフライング気味で飛び出てトップに浮上。これを、#98 猪爪選手、ホンダ シビックTCRの#69 梅本淳一選手、アウディ RS 3 LMSの#65 加藤正将選手、さらに#19 HIROBON選手が追う展開になります。

すぐさま#98 猪爪選手は#55 MOTOTINO選手に迫り、オープニングラップのヘアピンでトップを奪還。最終コーナーで#55 MOTOTINO選手にトップを明け渡しますが、2周目の1コーナーで再びトップに返り咲きました。

その後、#55 MOTOTINO選手と#69 梅本選手、#65 加藤選手が2番手争いを繰り広げる隙に、#98 猪爪選手は後続とのギャップを広げていきます。一方、2番手の#55 MOTOTINO選手にはジャンプスタートの裁定が下り、10秒のタイム加算ペナルティが科されたうえに、5周目には2コーナーでコースアウト。マシンはスポンジバリアに埋まり、ここでレースを終えることになりました。

これがきっかけでセーフティカーが導入され、7周を終えたところでレースは再スタート。約2秒あった後続とのギャップがリセットされた#98 猪爪選手でしたが、リスタート後も速さを見せます。最終的には2位との差を5.601秒まで広げ、堂々のポール・トゥ・ウィンを果たしました。2位は#69 梅本選手、3位は#65 加藤選手でした。

翌11日午前8時45分からはSunday Seriesの予選が、午後1時からは決勝レースが行われる予定です。

なお、Saturday Seriesの決勝レースの模様は下記のURLでご覧いただけます。   
 

Saturday Series 決勝 (YouTube)