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2023 Rd.4 Sunday Series 決勝レポート

同日午前8時45分から行われた予選では、ホンダ シビックTCRの#98 猪爪杏奈選手が1分46秒456をマークしてポールポジションを獲得。2位は新型ホンダ シビックTCRの#690 久保田英夫選手、3位はクプラ TCRの#19 TAKESHI SUEHIRO選手が続きました。

小雨が降る富士スピードウェイでは、午後1時25分から23分+1LAPの決勝レースが行われました。ウェット宣言のもと#98 猪爪選手がレインタイヤを装着する一方、#690 久保田選手、#19 TAKESHI SUEHIRO選手、4番グリッドのホンダ シビックTCRの#69 梅本淳一選手がスリックタイヤで決勝に挑みます。

スタンディングスタートで戦いの火蓋が切られた決勝は、2番グリッドの#690 久保田選手が好スタートを決めて真っ先に1コーナーへ。一方、#98 猪爪選手は1コーナーでオーバーランを喫し大きく順位を落としてしまいます。その後方では、混乱のなか、6番手スタートのアウディ RS 3 LMSの#65 加藤正将選手が一気に順位を上げ、300R通過の時点で2位に浮上。その勢いのまま首位の#690 久保田選手に迫り、2周目の1コーナーでトップに浮上しました。そこから#65 加藤選手は2位以下との差を少しずつ広げていきます。

ところがレース中盤になると#65 加藤選手のペースが鈍り、これに2位の#690 久保田選手が接近。そして6周目、#690 久保田選手と#65 加藤選手が並んで1コーナーに飛び込んで行きました。するとその直後、この2台が接触し、なんと2台とも優勝争いから離脱するという波乱の事態に。

これにともないトップに踊り出たのが#19 TAKESHI SUEHIRO選手で、さらに#98 猪爪選手、ヒョンデ エラントラN TCRの#3 チェ・ジョンウォン選手が続きます。レースはコース上にストップした#690 久保田選手のマシンを撤去するためにセーフティカーが導入され、10周目にリスタート。トップの#19 TAKESHI SUEHIRO選手は残り2周を逃げ切り、第3戦に続く勝利を手にしました。2位は#98 猪爪選手。3位はラスト2周、ホンダ シビックTCRの#55 MOTOTINO選手とのバトルに競り勝った#3 ジョンウォン選手が獲得しています。

Sunday Seriesの決勝レースの模様は下記のURLでご覧いただけます。
https://youtube.com/live/Gg75FHY8d_k