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2023 Rd.4 Sunday Series 予選レポート

TCRジャパンシリーズ2023年第4戦Sunday Seriesの予選が、2023年10月8日、静岡県の富士スピードウェイで開催されました。

TCRジャパンシリーズでは、よりエキサイティングな戦いが行われるよう、マシンとドライバーの組み合わせに対して、性能調整を行うためのサクセスバラストを定めています。サクセスバラストは前ラウンドの決勝結果を基準に算出され、富士のSunday Seriesでは、クプラ TCRの#19 TAKESHI SUEHIRO選手に50kg、アウディ RS 3 LMSの#65 加藤正将選手に40kg、ヒョンデ エラントラN TCRの#3 チェ・ジョンウォン選手に30kg、ホンダ シビックTCRの#55 MOTOTINO選手に20kgがそれぞれ設定されます。

前夜の雨もあがり、ドライコンディションで迎えた富士スピードウェイでは、午前8時45分から15分間にわたるSunday Seriesの予選が始まりました。ピットロードエンドのシグナルがグリーンに変わると、9台のマシンが一斉にコースへ。そして、いつおどおり、1周または2周を終えたところで全車がいったんピットストップを行い、前後タイヤを入れ替えたあと、ふたたびコースへと戻ります。

3周を終え、入念にタイヤのウォームアップを終えたところで各マシンがタイムアタックを開始。まずは#19 TAKESHI SUEHIRO選手が1分47秒137をマークして暫定トップに立つと、すぐさまホンダ シビックTCRの#98 猪爪杏奈選手が1分46秒607を叩き出し、トップを奪いました。

次のラップでは、#19 TAKESHI SUEHIRO選手が早々にタイムアタックを終えてピットに戻る一方、#98 猪爪選手は自己ベストを更新する1分46秒456の走りで首位をキープ。その直後、遅れてタイムアタックを開始した新型ホンダ シビックTCRの#690 久保田英夫選手が1分46秒774をマークし、#98 猪爪選手と#19 TAKESHI SUEHIRO選手の間に割り込んできました。

その後、#690 久保田選手は1分46秒703と自己ベストを更新しますが、#98 猪爪選手にはコンマ247秒及ばず、#98 猪爪選手のポールポジションが確定しました。2番手に#690 久保田選手、3番手には#19 TAKESHI SUEHIRO選手が続いています。

Sunday Seriesの決勝レースは、同日午後1時25分にスタートの予定です。